稲妻の仕組み
稲妻雷雲は電気を帯びています。
詳しくは雷雲の発生のメカニズムを参照してください。
雷雲の上層と下層の電位差が拡大して空気の絶縁の限界値を超えると、電子が放出され、放出された電子は空気中にある気体原子と衝突することで、これを電離させます。
この電離によって生じた陽イオンは、電子とは逆に向かって突進し新たな電子を放出します。
この2次電子が更なる電子雪崩を引き起こし、持続的な放電現象となって下層へ向って稲妻が飛んでいくことになります。
また、下層の負電荷が蓄積されると、今度は地上では正の電荷が静電誘導により誘起されます。
この両者の間でも、電位差がある一定を越えると放電が起きます。
これらの放電は、大気中を走る強い光の束として観測されます。
これ時の地上との間の放電時の光が稲妻とよばれます。
稲妻の詳細
1回の放電量:数万~数十万アンペア
電圧:1~10億ボルト
電力量換算:平均約900ギガワット(=100ワット電球90億個分相当)
時間:1/1000秒程度
主な夏雷は電子は雲から地表に、電流は地表から雲に流れます。
冬雷の場合は、その性質上これとは逆に電子は地表から雲に、電流は雲から地表に流れます。










